姉から弟へ正義の鉄槌⑤ 灰になるまで廃し続ける

灰になるまで廃し続ける

あ~イライラする。

姉から弟へ正義の鉄槌⑤



弟のアクション。


弟はほぼ毎日自宅に帰る前に
一度は実家に顔を出すのが習慣でしたが

私が鉄槌を食らわせた翌日から実家にも来なくなりました。

まぁ大方、ショックを受けて反省しているんだろうとは思ってました。
そりゃそうです、弟は昔から短気ではありましたが
それでも彼の人の良さというのは秀でていて
家族に嫌味を言ったり、不快な発言をするような人間ではなかったのです。

とにかく優しいというのが弟を表すのに良い言葉でしたよ。

それこそママの言う、私が若気の至りで荒ぶっていた時も
弟の方が私を心配していたくらいですし、
「今日の私の言い方は無かったよねぇ」と逆にママに言ってあげるぐらいだったのですから。

ただあの時の弟は暇の極み。
新聞配達を朝夕していたものの友達もいませんでしたから
本当に暇で、やる事と言えばゲームぐらい。
あとは私の手作り出店手伝ったりだとか、ママのアッシーしたりだとか
家族の用事に付き合うだけで外部との接触もほとんどなかったのです。

まぁぬくぬくと温室でストレスフリーで何年も暮らしてた、という状況です。

だから弟にはゆっくりと考える時間もあったし、
自分のペースを保つ事もできました。

でも2年前に準所員になってから、
一気に結婚出産を迎え、
今まで配達でしか関わってこなかった職場の事務所仕事もするようになり、

弟にはいっぺんに何もかも降りかかってる状態であるのは間違いないです。

でもそんな事は、みんな誰もが若い頃から順々に経験してることです。

学校に行ってれば、勉強や友人関係で悩み、就職活動で悩み、
仕事につけばついたで、仕事で悩み、人間関係で悩み、
大人になれば、やれ結婚だ、出産だで悩み

よっぽど引きこもってでも居ない限り、悩みのない人なんていないんですよ。

みんなそれぞれの環境で、自分の立ち位置や、処世術を学び
悩んで悩んで悩みながら生きてるんです。


それが弟には分からないんですよね、今の弟には。

とにかく自分・自分・自分!

自分で精一杯!!!

準所員への後押ししてくれたママへの感謝も
ここまで結婚出産をフォローしてくれた家族への感謝も
毎日毎日仕事の愚痴聞いてくれる人への感謝も

ぜーーーーーんぶすっ飛ばして、自分!

自分よくやってる!自分は忙しい!自分の能力は一気に上がってる!!!!

だから浮足立ってるし、地に足がついてない、まるで裸の王様なんですよ。

みんながそんな目で自分を見ている事にも当然気づかないんです。

落ち着いて穏やかに諭そうものなら、お?俺の事妬んでる?
これぐらい頭がいっちゃってるんですよ。

それでも本人は昔からの優しい自分だと思ってますから。
素質変わらずに能力だけ上がった超人だと自己への過大評価をしていますから。

だから私に言われた時に、瞬時に切れて怒声浴びせまくったんでしょう。

だからこそ、鉄槌で覚醒した時にショックで実家にすら近づけなくなったのでしょう。


前置きが長くはなりましたが、昨日弟からのアクションがあったのです。

その前にママから弟へコンタクトを取ったようですが。
ママも弟が反省しているものなのか、
はたまた開き直って私に言われた事をうるせーなとでも思っているのか、
様子を見て、フォローせねば、と思ったようです。

私は最初からフォロー役はママに任せようと思ってました。

暴走アホゴリラの目を覚まさせるような辛辣な言葉を言えるのは私だけでしょうし
逆に私は優しい言葉を投げかけたりは得意じゃないので
それぐらいは親にやって貰おうと思ってました。

なので弟のアクションの前にママから大体の事は聞いてました。

・私に言われて正直ショックだった。
・言われるまで周りの人を傷つけてるだなんて全然気づかなかった。
・言われてもそんなひどい事言ってたのかって思い出す事も出来ない。
・それだけ無意識に言ってた自分の頭おかしいかもしれない。
・これ以上もう傷つけたくないからしばらく距離をあけたい。

大体こんなような事を言ってたそうです。

そして、健蔵にした事はきちんと覚えてるし
きちんとけじめとして謝りたい、と。

だから今日か、近いうちにでも私の家に来る、と言ってたとね。


それで昨日、来たんですわ。

暴走アホゴリラから、意気消沈ゴリラに変身した弟が。


まずは健蔵に謝罪してました。

弟「まさかこんなにも健ちゃんを傷つけるような事言ってたなんて思いもよらないで
  言われるまで気付かなかった、申し訳ない。」

きちんと謝ってました。


その後はまぁママに言ってた事と似たような事を言ってました。


仕事のオンオフが出来ずに、
仕事で人に指図してるような、そういうモードで家族に接するのが普通になってた、と。


別にね、仕事では多少大声出したって良いんですよ。
男なんだし、パパだって健蔵だって出すときゃ出しますよ。

でもパパも健蔵も、家族には当り散らしませんよ。

ましてや歳の取ったばぁちゃんになんて言語道断なんですよ。

健蔵から弟へ、仕事場の人間関係の考え方や、自分の立ち位置の守り方
そういう話を丁寧に話すと

弟は「うわー、めんどくさい、、、、でもそんな面倒くさい事みんな考えてるんだね。
    自分はそこまで考えなかったから、話聞いて正直驚いたわ。。。」

と言ってました。

弟は「所長が昨日までは丁寧にやれって言っていた仕事を言われた通り丁寧にやってたら
   数日後にはなんでこんなに時間掛けてるんだというから、混乱するし、何なんだよと思う。」

と言ってたのですが、私は逆に聞きましたよ。


私「じゃぁお前はその仕事をどういうつもりでやってたんだよ。
  丁寧にやれって言われたからやってたのか?
  その仕事を丁寧にやる事でどういう恩恵が生まれたのか考えたことあるのか?」

弟「いや、ないかな、、、」

私「そこでしょ、自分で答え持っておかないと、それは一事が万事どんな事でもだよ。
  お前んとこの所長は相当癖あるからね、そういう事を言って試そうとしてんだよ。
  それに試しても試してなかったとしても、自分でここをこうやって丁寧にするから
  こういう成果があるんです!って自信持って言えばいいだろ。
  そこまで言えたら所長だってそれ以上の事は言わんだろうよ。
  別に他の作業に迷惑掛かるほど時間押してまで丁寧にやってるんじゃないんだから。
  言われた事を言われた通りにやってるだけじゃだめなんだよ。
  常に考える事を癖付けないと。」


弟のところの所長は一癖も二癖もあるし
正直上に立つような器じゃないのは話聞いてても分かります。
でもそんな人間五万と居る訳ですよ。
いちいちいちいち、お前は上に立つ資格がないとか言ってる場合じゃないんです。

そういう人間に臨機応変に合わせるのも仕事の一つなんです。

こういうこと、、、まぁ色々言いはしましたが今一ピンと来てるようにも見えなかったんですよねぇ。

今すぐ全てを理解するのは無理でしょうし、
時間掛けて行くしかないですが。


私は弟に聞いてみました。

私「仕事する上でも、この先人生を歩むのでも大事な事なんだけどさ、
  あんたは自分の人生のテーマとか、理想とかないの?」

弟「え、理想・・・?そんなの考えたこともないけど、、、」

私「じゃぁ理想の漫画のキャラクターとか、こういう人物になりたいとかないの?」

弟「うーん、、、、、、、パッと思いつかないなぁ。。。」


私「もう大人なんだし、この先の自分の人生、どうやって運転していくか
  考えるのに大事な事だよ。男なんだから。格好いい男像を想像して
  そういう人物になりたいって思わないとダメだよ!
  格好良い男はむやみやたらに切れないし、家族に刃向けないんだよ。
  自分の主義に反するかどうか、自分の理想に合ってるかどうか
  考えながら発言して、行動するんだよ。
  考えもしないで、反射神経で対応してたらだめなの。」


健蔵は健蔵で弟にいくつか質問していました。

健蔵「弟は今回、色々私に言われた訳だけどどう思ったの?」

弟「いや、助かったよ、言われるまでほんとに何も気づかなかったし。
  でも気づいたからって今後もすると自分でも思うぐらいにまだ考えがまとまってないから 
  しばらくはみんなに近づかないで置こうと思ってる。」

健蔵「まぁきっとまだこの先もするとは思うけど、その時はどうして欲しいの?」

弟「できればまた教えて欲しい。」

健蔵「誰にどうやって教えてほしいの?どうやったら素直に受け取れる?」

弟「私に、、、、言ってもらうしかないと思う、、、、」


・・・・・・・・・・・・。

何と言うかねぇ、、、、まさに複雑な心境でしたわ。
嬉しくないと言えば嘘になる。
そりゃ絶縁覚悟で本音をぶちまけて弟の目覚まさせてやろうと思ったよ。
それが伝わったのかと思えば、嬉しくもある。

だけどねぇ、、、今回は結構精神的な疲労が自分でも大きくて。。。
嬉しさ半分に、残り半分はきついなぁと思ったのも正直なところでね。


私「言う方もね、きついんだよ。言われたあんたもショックかもしれないけどね、
  言うほうだって覚悟して言ってんだよ。
  少し注意したり、するレベルで気づいてくれるのが一番良いんだよ。小出しでね。
  でもさ、あんたは誰の注意も受け付けなかったでしょ、ちょっと言えば
  でかい声出して、切れて、そんなあんたに誰が注意出来るのよ?」

弟「うん、そうだね。」

私「ばぁちゃんだってね、アンタの事でみんなに隠れてトイレで泣いた事だってあるんだよ。
  でももう年寄りが口出す事じゃないからって、自分が少し距離置けば良いんだって。
  それ気づいた事あるか?ママもパパもその場の空気壊すの悪いからって
  弟嫁にも遠慮するし、あんたにも言いたくても言えないんだよ。
  なんでか分かる?あんたが切れるからだよ、大声出して。
  そういう空気を作ってるの、あんたは。」

弟「うん、だからもうみんな泣かせたり、傷つけてるからもうしばらく会わないでおこうと思って。
  それにもう死んじゃいたいわ。。。。」


私「お前な、死ぬとか言って、逃げるんじゃねぇ!考える事から逃げるな!」


弟「いや、逃げるわけじゃないけど、、、」


私「あんたは私に教えて欲しいって言ったけど、
  毎回毎回あんなに暴れまくるんじゃ私だって疲れるよ。」


弟「いやだって、俺のボルテージに合わせて私も上げてくるから、、、」


私「じゃぁあの時私がまた我慢して冷静に冷静に言って伝わったのか?
  冷静に言ったらどうせ、『あぁ小言ばっかうるせーな』って思いながら
  また適当に謝って電話切って終わりだろ、全然気づくことも出来ないだろ。」


弟「うんまぁそうなんだけど。」


私「アホみたいにでかい声出して切れまくってるゴリラには
  号泣してでも絶叫してでも体当たりしないと止められない時があるんだよ。
それにもう大声出して暴れるの本当に辞めた方がいいよ。お前の切れにもう価値ないよ。
  やりすぎてるから。あんなことで誰もびびらないし、あぁまたゴリラが何か騒いでるなぁー
  の程度だよ、あぁまた始まった、やれやれ、だよ。」


それでもまだ、死んでしまいたい、だとか
みんなに合わせる顔がないだとか、
これからも迷惑掛ける事を考えたらだとか、

構ってチャンみたいな事をぐだぐだぐだぐだ言ってるから

私「とりあえず距離置きたいなら置け、私は止めない。
  それよりも自分の時間少しでも良いから作ってしっかり考えろ。
  そして自分のタイミングで戻ってこい。
  お前が思ってるよりも私のところも、実家もお前を非難してる訳じゃない。」


弟「うーん、、、だけど、、、」


私「それと、しばらくの間お前の事をちゃんと見ててやるよ。」


普通、監視されるなんて言われたらムッとすると思うんですけど
そこがやっぱ末っ子なんでしょうかね~、、、
まぁたぶん見捨てられないって直感的に思ったからでしょうが
何だかこのアホゴリラは喜んでましたよ、、、、。

わしゃゴリラの飼育係かよ、、、


弟「なんか聞いた事あるセリフだなぁ。。。健ちゃん、こういうのって上から目線って感じじゃない?w」


私「しょうがないだろ、上なんだから。覆しようのないものだよ。」

健蔵「まぁそういうことだw」  


最終的には笑顔が出るぐらいには元気になって帰って行きましたよ。
「迷惑かけてお騒がせしました。」ってね。

それでもね、あいつはまだ玄関で
視える人がどうだのこうだの、
「俺にもうちょっとリラックスしよー」って言ってくれただとかなんだとか言ってるんですよ。

はぁー、、、まだ分かってねーなー、と思ってね。

占い師だとかなんだとかよりも
家族の方がよっぽどお前の事分かってるんだよ、ばか!!!!!

この馬鹿ゴリラ!!!!

と思ってね。


私「最後に言っておくが、私はオーラも視えねーし、幽霊も何も視えねーよ。
  でもな、そいつよりはお前の事十二分に見えとるわ。」


弟「うん、まぁそうなんだけどw目小さいのによく見えるよねw」


私「心の目は鈍ってねーわ。」


などと最後はいつもの弟の軽口を言って帰っていきましたよ。

まぁ言いたい事は全部言ったけど、
その内の半分も伝わったかどうかは正直怪しい物ですわ。

とりあえずこれで家族への暴言は減るかなーと思いますし

健蔵は「やったじゃん!私ちゃん!これで弟への鉄槌をいつでも繰り出せるよ!
     私ちゃんに教えて欲しいんだって!」

と笑ってましたけど、、、

たぶんあいつは、そういう意味になるって気づかないで言ってるだろうなぁー。。。


馬鹿でアホで暴走ゴリラだけど
精神力や忍耐力で言えば、
私や健蔵の足元にも及ばないので、

自分で暴れるのは良いんですけど
人に言われると弱いんですよ、圧倒的に打たれ弱い。

だから、まぁ今回はこのへんで手打ちにしておこうかなとね。

あまり追い込んでも立ち直るどころか
潰れてしまっては本末転倒ですし。

ここからは徐々に日常に戻っていくでしょうし
後はあいつの目がまだ覚めてるうちにチクチクチクチクと
気付いた時には軽い鉄槌でも食らわせようかな、とは思ってます。


[タグ未指定]
[ 2016/05/10 15:16 ] ◯日常あれこれ   実家家族 | TB(-) | CM(2)
いやぁ…一気に読んで浮かんだのが「一族の長」って単語でした…w
何事にも綿密に計画を練るsikiさんならではのやり方ですね。
私も弟が二人いますが、こんな真剣に弟のことを考えたことは
いままで1回もないですよ…というか家族について考えたこともないかも…

他の方たちからしたら頼れる人がいて安心なんでしょうが、sikiさんも
体に影響出るまでストレスためたりしないように気を付けてくださいね。
こんなに愛されて大事にされてる腰痛氏がうらやましい(*´∀`*)
[ 2016/05/10 18:31 ] [ 編集 ]
Re: タイトルなし
桜さん、お久しぶりです!

私まだ桜さんの信ブロ読んでますよ!w

私の性格はお節介の一言に尽きるよなぁと思う事もあるのですが
今回はちょっと不快指数半端無かったので切れた訳なんですよねぇ。

弟とはもう別世帯だし、という思いもあって
こちらが特別嫌な思いをする訳じゃなかったら
特別口出ししようっていうつもりもないんですが
如何せんしょっちゅう会ってるので中々色々ありますw

最近よく思うのは、
これで自分の親が居なくなった時はどうなるのかなぁ
という事ですね。

若かった頃はそんな事思わなかったですが正直大人になってからは、
母との会話が楽しくて、今はそれ目当てで実家によく顔出してます。
弟はその時に居ればくだらない話をするオマケのような感じなので
別に特別会いたい!遊びたい!って程の思いも無くて、、、

つまり、、、あと20年、30年経って
自分の世帯と、弟の世帯しか残ってないような時にどうなってるのかなぁ?
実際、私と弟ではあまりに価値観が違い過ぎるので
家族同士で仲良くやれてるんだろうか?
と思うんですよね。

今は母を中心にみんな集まってますから、
それが無くなった時にはどうなるんだろうなぁ、と考える事があります。

[ 2016/05/11 09:34 ] [ 編集 ]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
マイクラ(PS4)
Minecraft_ PlayStation®4 Edition_1
2017年マイクラPS4版開始。 サバイバルモードをピース~ノーマル(オフライン)でプレイ中。
ジオン軍 武神紫貴
2014y10m28d_234002746.jpg
ジオン軍所属。 現在プレイ頻度は極稀に。 以下、愛機。
ケンプファー
2014y10m28d_232935608.jpg
ジュアッグ
2014y10m28d_232805384.jpg
イフリート改
2014y10m28d_233107675.jpg
仏門
2010y06m07d_213820140_20141028235148a3f.jpg
将星鯖→真紅鯖と徳川家、『傍若無人』補佐として活動。 2014年に引退?現在休止継続中。
信長の野望online
このホームページに掲載している『信長の野望 Online』の画像は、『信長の野望online』の有効アカウントを持ってるユーザーのみに、株式会社コーエーが使用許諾を行ったものです。(C)2004 KOEI Co.,Ltd. All rights reserved.
買物情報